【イベントレポート】UpdataNOW24に行ってきました

前回のSalesforceのSWTTイベントレポートでの予告通り、弊社で利用しているSVFを提供しているウイングアーク1stさんのイベントレポートです。
前回の記事では諸事情ありまして、ほぼノベルティ情報の記事になってしまった反省点を活かし、今回は張り切って行ってまいりました。
※ウイングアーク1st様からの承諾を頂いて写真を掲載しています

イベント概要

日時:【東京】2024/10/30 (その他、大阪と名古屋)
場所:ザ・プリンスパークタワー東京/東京プリンスホテル
参加費:無料(要事前申込)
主催:ウイングアーク1st株式会社
イベントURL:https://www.wingarc.com/updata/2024/

事前情報

まずはイベントを主催したウイングアーク1st株式会社についてです。

ウイングアーク1st株式会社は、日本のデータ活用ソリューション企業で、主に帳票管理・データ可視化ツールを提供しています。代表製品に「SVF」(帳票作成)や「Dr.Sum」(データ分析基盤)があり、企業のデジタル変革を支援しています。これらのツールにより、業務効率化や意思決定の迅速化を図り、データドリブン経営を実現します。

有吉弘行さんが出演のCM、「データ活用ならウイングアーク」でご存じの方も多いかと思います。私が見たことのあるCMを再度見たところ「判断力はある。ただ、判断材料がない。」ということで、上記にもある【データドリブン経営(データをもとに戦略の立案や施策の実行を行う経営方法)】への支援や促進をしているようです。

ここからはSVFを導入し実際に活用している弊社としての感想です。
少しずつ社内のデータをSalesforceに寄せていっている兼ね合いで、起業してから数年間利用していた某クラウド会計ソフトから同社のSVF Cloud for Salesforceへの乗り換えに踏み切ってから1年ほどになります。正直「費用高いなぁ…」と思っていましたが、Salesforceで商談管理をおこなう延長線上で見積書や請求書をボタンひとつで発行できる点やフォロー体制が充実している点は、弊社内で利用しているサービスの中でも特に満足度の高いサービスである理由となります。
SVF Cloud for Salesforce:https://www.wingarc.com/product/svfc/salesforce/

イベントについて

UpdataNOWは、ウイングアーク1st株式会社が主催するデータ活用を中心としたIT全般に関する大規模イベントで、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進やデータ活用の最前線を紹介する場です。このイベントでは、最新の製品情報や成功事例が共有などのセッションが多数行われます。参加者には、企業の競争力向上を目指すためのヒントが得られると好評で、ウイングアークのコミュニティを活性化し、最新技術や事例を通じて顧客やパートナー企業の支援を強化する重要なイベントです。
(余談ですが、イベント名をUpdate(アップデート)かとしばらく勘違いしていました。正しくはUpdata(アップデータ)ですね)

以下、上手にイベントに参加するコツです!

①気になるセッションは早めに予約
 →基調講演など一部オンライン聴講できるものを除き、基本的には事前予約しないと参加(聴講)できません
②事前に専用アプリをダウンロード
 →現地でのスタンプラリーはアプリで楽々。適宜お知らせもアプリを通して届きます。(以下詳細)
③アンケートに回答
 →当日の参加+アンケート回答で、一部のセッションは資料がダウンロードできます。当日メモなどに注力しなくても大丈夫かもしれません。

特記したいのは②の専用アプリです。
お気に入り登録していたセッションの開始前リマインド通知や、個人的に好きだった軽食に関する通知などは「気が付かなかった~(汗)」を防止できます。スタッフからの声の案内に注意しなくともスマホで一目瞭然ですね。
セッション開始通知の注意点としては、ログイン機能のないアプリなので、セッション予約とは別にセッション一覧からお気に入り登録が必要でした。
イベント運営する上でとても大きな働きをしていたので、次回以降もあったらいいなと思っています。

このように通知が届きます
ランチセッションで頂いたまい泉のお弁当。
もう1種類はフライ系がたくさん入った同じくまい泉のお弁当でした

当日の様子

全体的な感想は、セッションも展示スペースもリラックスムードのあるイベントという印象でした。
スタンプラリーで何社かスポンサー企業を回りましたが皆さん快くQRコードを提示してくださり強引な営業は一切なし、休憩スペースでは円卓と椅子が多く用意されているなど、参加者にフレンドリーなイベントです。

以下、当日の写真と参加した一部のセッション(3件)の感想です。

① 未来屋書店 

登壇者の未来屋書店 國松氏

まず1つ目は、できれば本はデータではなく現物を実店舗で購入して読みたい派である私の「よく利用する書店ベスト3」に入る未来屋書店さんのDX化セッションです。
書店ではとても珍しくセルフレジを導入し、最先端なイメージの同社がDX推進のお話をするという情報を見た瞬間、迷わずセッション予約をして当日を密かに楽しみにしていました。

セッション内容は、ビフォーアフターとこれからに構成分けされていてわかりやすかったです。
今まで時間と労力を割いていたアナログ業務(FAXで受け取ったものを切って担当別に仕分ける)をウイングアーク製品を利用して相手の送信方法はFAXのまま受信はメールにしたというもので、FAXの紙を切る、ということがスタート点のDX推進、やりがいあっただろうなぁと両社の担当なさった方々が羨ましい限りでした!(もちろん苦労もすごかったと思います!)

② ウイングアーク1stの生成AI戦略

登壇者の島澤氏

続いて2つ目は、同社CTOの島澤氏から各製品と生成AIを組み合わせた最新動向の発表セッションです。
SVF以外の製品についてまったく知識がない私ですが、「こういう製品があって、それぞれこういうことに利用できるんだ!生成AIによってこんなに楽になるんだ!」という勉強になりました。

開発部部長 桐山氏とデモンストレーションを交えて製品の紹介

写真はないのですが、別製品では昨今需要と注目が高まっている自宅の防犯と絡めて、動画からのリアルタイムデータ識別を発表していました。(セッション終わり間際、島澤氏の「実はあの赤い車は、奥さんにお願いして家の周りをずっと運転してもらっていました」は微笑ましかったです

③ BAR UCHINO(バー ウチノ)

そして最後に、こちらイベント当日のセッションではないのですが、参加して良かったと思えたセッションだったので紹介いたします。

BAR UCHINOは前夜祭として開催される、同社の取締役会長 内野氏が企業家・経営者を招いてグラス片手に気さくに対談する生配信オンラインセッションです。
 BAR UCHINO Vol.9 -三田〈東京〉:https://info.wingarc.com/public/session/view/1555?ss_ad_code=iot

ゲストの株式会社SUBARU 辻 裕里氏は現職のCIOにちなみ、自称「チーフ癒し系お母さん」とのことで、本当に楽しそうにお話してるのが印象的で、元気溢れる頼れる方というのがビシバシ伝わってきます。
今までを振り返るなかで「親二人の介護と子供の受験が被ったときの記憶はない」という内容をお話していて、大変だったころを乗り越え明るく話す辻氏の逞しさは尊敬します。

オーナーの内野氏の時折「それは〇〇すべきだったのでは??」と忖度なく意見していたのは印象的です。こういったのもこのセッションが長く続いている理由の一つなんでしょうね。
1時間のセッションがあっという間で、お二人のお話をまだまだ聞いていたかったです。
開催1週間くらい前の案内メールで認識したので、聴講できたのは運命。メールからURLを開いたあの時の私を褒めたいですね。(文章力のなさで魅力が全く伝えられないところが残念です!)

今後について

同社の提供サービスを既に利用しているのでイベント参加は最初消極的でしたが、結果として様々な情報が得られたので行って良かったと感じています。参加していない他のセッションやイベントもきっと実りのある時間を過ごせたのだろうなと思います。また来年も開催でしょうか、機会があれば次回も参加したいです。

おまけ

決してノベルティ目的でイベントに行ってはいませんが(笑)、せっかくなので頂いたものの紹介です。
Salesforceに続きスタンプラリー抽選でまさかのまたTシャツが当たりました!黒と白があり白を選んだので、どんな感じかな~と着用したい気持ちは山々ですが、如何せん寒くなってきたので袖を通すのは春まで持ち越しとなっています。
その他に、抽選でキャンディを2個、早期申込特典のカレーメシ、写真はありませんがとあるセッションでオリジナルラベルの板チョコを頂いています。私の勤務中の間食おやつや我が子へのお土産となりました。

最後のおまけはこちら、イベント会場となったホテルの最寄り、芝公園駅の地上出口からの東京タワーです!
ホテルのクロークではコートだけでなくスーツケースなど大きな荷物も預かってもらえるので、オンラインで聴講も便利ですが東京を感じながらの出張も良いですね

システムの導入や改修はもちろん、SVFなどのご相談も承っています。
お気軽にご連絡ください。

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